松阪「アルコホール」

　1月28日赤坂グラフィティから早や４ヶ月が経とうとしている。1992年Be Pointのライヴ
から12年。５０才を過ぎた二人のシンガー達は老体に鞭打って「町から町へ〜再び〜」を
また始めようとしている。
　 5月17日　名古屋でさかうえと待ち合わせた瀬戸口は車で津経由松阪へと向かう。
さかうえは葛飾柴又の寅さん記念館で買ったお気に入りの帽子をかぶり、クラプトンの
ライヴＣＤを聴きながら・・・
　津で浜爺こと浜地氏とはやっさんことウォッチ林氏と合流した。
今回の中部地方は書展「うた」と同時開催。竹筆でさかうえ・瀬戸口等の詩を和紙や
Ｔシャツ等に書き、展示販売する。浜地氏の２８回全国伝統的工芸品公募展「生活賞」を
受賞しての、記念ライヴツアーである。
　
　１６時頃、松阪の「アルコホール」入り。木目の雰囲気を活かしたとてもシックな
レストラン・バーである。ここでは雄さんこと石浦雄二氏と約２０年振りの再会であった。
名古屋のユッカ以来である。
　セッティング後リハーサル開始。２〜３曲やったところでさかうえから「瀬戸口！おまえ腹
へってんのやろう」の一言。長年の付き合いで何でもお見通しのようだ。瀬戸口は昨日の
友人達とのシークレットライヴの関係で４８時間ろくにものを食べていない。いのちの水で
カロリーは摂っているが？はやっさんの「ハミングしているのかと思った」の一言で大爆笑！
　本番前にうなぎの差し入れ。雄さんは「さっき松阪牛を腹いっぱい食べたので余韻に浸ら
ないともったいない」と羨ましい発言をしている。

　１９：００ステージ開始。病み上がりのさかうえを浜爺・はやっさんとも心配していたが、
グラフィティの時より声も随分出ている。この店はブラントンが置いてあったので私もお客の
気分でのんびりと寛ぐ。アンコール最後の曲、金森幸介氏の「ロックンロールジプシー」
でフィナーレ。　奥様共々松阪までサポートに駆けつけてくれた雄さんに感謝 !!
　津に戻り、にしやんこと西田宅で夜中の３時過ぎまでサケの話に花が咲く。
〜道中第１日目無事終了！〜

５月１７日（月）