■僕の記憶に残っている名言(FAIL.2) 「自分の考える通りに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きた通りに考えるようになってしまう」〜ブールジュ〜
この言葉は微妙なニュアンスを含んでいて、誤解を生じる恐れがあるが、ジョン・レノンの「イマジン」に通じるものがあると僕は思う。(瀬戸口修)
■僕の記憶に残っている名言(FAIL.3) 「全ての芸術家が、特別の人間なのではない。それぞれの人間が、特別の芸術家なのである。」〜ク−ムラズワミ〜
この言葉は鶴見俊輔氏の「限界芸術論」の中で紹介されていた言葉だが、映画「ピアニストを撃て」のテーマに相通ずるものがあると思う。アメリカの西部開拓時代、ピアニストが極端に少なかったため、酒場にはよく「ピアニストを撃つな」という文句が掲げられていたという。芸術家を特別扱いすることへの痛烈な皮肉が込められている。(瀬戸口修)
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僕の記憶に残っている名言(FAIL.4) 「シンプルだけではいけない。ディープのあるシンプルでなければいけない。複雑を通過しないシンプルは、単なるわがままでしかない。」〜開高健〜
僕はこの言葉に刺激されて、「大人になってもメルヘンを謳えるのは、修羅場をくぐり抜けた者たちである」などと日記に記した。(瀬戸口修)
■僕の記憶に残っている名言(FAIL.5) 「人間に関する学問では、哲学者と詩人と生理学者が同じ言葉を語るようになることが望ましい。」〜クロード・ベルナール〜
生物学の開拓者と呼ばれるベルナールの言葉だが、詩心を持つことの重要性を示唆しているように思われてならない。(瀬戸口修) | |
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